のぼり旗の生地素材の種類は豊富で、それぞれに
長所と短所があります。
特徴を十分に理解しないまま購入してしまうと、
「こんなはずじゃなかったのに」と後悔することに
なるかもしれません。
実際に購入する前に、どのような生地があるのかを
知っておきましょう。
ほとんどの業者が利用しているのは、「ポンジ」と
呼ばれているポリエステル製ののぼり旗です。
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ポンジの特徴は薄手の生地と価格の安さで、
コストパフォーマンスに優れています。
最も薄く軽い素材であるため、風のある日は美しく
なびきますが、一方で耐久性が低く、雨に弱いという
弱点を抱えています。
「トロピカル」や「トロマット」と呼ばれる生地は、
ポンジに厚みと光沢感を加えたもので、見栄えが良いです。
この生地で作られたのぼり旗は安っぽさがなく、
ポンジと比べて耐久性に優れています。
優れた点が多いですが、その分価格は高めです。
そのため、多くの業者はコストパフォーマンスの良い
ポンジ製の旗を選ぶことが多いです。
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お金に余裕があるならトロピカルやトロマットを、
そうでないならポンジを選ぶと良いでしょう。
のぼり旗を屋外に出す予定なら、撥水加工も
忘れてはいけません。
未加工の旗だと雨にさらされた場合に、染みや劣化が
起きやすいです。
撥水加工済みの生地は価格が高いのがネックですが、
未加工の製品と比べて染みや劣化が起きにくく、
耐久性に優れます。
最初に強いられる出費はなかなかのものですが、
トータルコストを考えた場合は、撥水加工済みの製品に
軍配が上がります。