観光地の駅前や道路脇には、のぼり旗がいくつも立てられています。
多数ののぼり旗が使われるのは、様々な効果を観光地に
もたらしてくれるからです。
のぼり旗を設置する一番の効果は、道案内です。
観光にやって来る人々は、地元に住む方々ではありません。
ネットやガイド本の情報を参考にやって来ますが、目的地までの
行き方が分からず、迷子になることが多々あります。
その結果、観光地全体のイメージダウンに繋がってしまい、
観光客の足が遠のく原因になりかねません。
迷子の観光客を少なくするためには、道案内のスタッフを
立てるのが効果的です。
しかし、スタッフを雇うのはコストがかかるので、現実的ではありません。
そこで活用されるのが、立てるだけで目印になるのぼり旗です。
のぼり旗を観光地から最寄駅までの間に立てておけば、
訪れた観光客は自然と目印にして歩きます。
専門のスタッフを雇わなくても、目的の観光地までスムーズに
案内することができるでしょう。
また、宿泊施設や体験型の施設、店舗などの前にのぼり旗を
立てておくと、始めて訪れた観光客にも効果的にアピールが可能です。
始めて訪れた観光地には、どこに何があるのか分かりません。
そのため、食事をする店舗を探すだけでも、一苦労します。
しかし、店舗などの前にのぼり旗を立てておけば、道行く観光客に
どんなお店か知らせることができます。
観光地ののぼり旗には、道案内の役割とともに、集客効果もあるのです。